Y25

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マイスリーについて考える

掲題のマイスリー、ご存知ですか。

 

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※当記事はマイスリーを薬学的観点から書いたものではなく、個人の感想のみを記載しております。専門的な正しい知識を学びたい場合は然るべきwebサイトや書物をご参照ください。

 

メンタル患者ならおそらく誰もが知っているであろう、睡眠導入剤ですね。

巷では睡眠薬とも呼ばれるやつです。その言葉の違いはいいとして、私自身もメンタル疾患になってから不眠がたびたび現れるようになり、マイスリーのお世話になっています。

 

こいつはヤベーやつで、キメてから30分くらいで爆裂な眠気が襲って来るので、良く寝れる訳ですが、副作用もそこそこ出ます。なのでそのことについて書きます。

 

1.服用後、起きるまでの記憶が曖昧、またはなくなる。

⇨これは、時々あります。起きたら、朝ごはんに用意してたものがなくなってたりする。夜起きて食ったんだろうな。

 

2.服用後寝ずに行動しようとすると、足がふらつく。

⇨眠りに陥る直前に尿意を感じて立ち上がると良く崩れそうになるので、壁伝いでトイレに行きます。

 

3.服用後寝ずに行動するとハイになる。多幸感に包まれる。cf.いわゆる眠剤ハイというやつ?

⇨これはしょっちゅうです。やたらムラムラしてきて自慰にふけったり、眠りかけの彼女起こして行為に至ったり、ネット通販でやたらいらん買い物しちゃったり、コンビニ行ってめっちゃスイーツ買ってたり。で起きたら全部覚えてないからタチが悪い…。

 

※一応生活に支障をきたすような副作用は出ていません。これ以上の副作用が出るようであれば、別の種類の処方薬に変えてもらうつもりです。

 

さて、そんなマイスリーちゃんですが、My sleep からpを取ってマイスリーと命名され、アステラス製薬から発売されています。もちろん処方薬。

一般名をゾルピデム、と言います。服用して0.8時間で血中濃度が最大になり、半減期は2時間ちょっと、と超短期型の睡眠導入剤ですね。

 

おおまかな原理は、脳全体の興奮状態を鎮静させて、眠りに導くというところですね。

ところが、これが理性を扱う部分とかも鎮静化させるために返って、ハイになる(本能的な行動)ということがありうるようです。

(もう少し詳しく書くと下みたいな内容になります。

作用機序は、GABA受容体のベンゾジアゼピン結合部位のうち催眠鎮静作用のある受容体にマイスリーの成分が作用します。

副作用は、起床後の眠気、ふらつき、前向性健忘(服用してからの記憶がなくなること)、夢遊行動など。)

 

ともかく一口に睡眠導入剤と言っても寝れるようになるだけでなく、副作用もあったりします。更に、マイスリーは睡眠導入には向いておりますが、熟睡するには向いてない弱点もあります。

 

したがって、睡眠導入剤を服用する際には睡眠の症状を良く医師に相談して、自分に合う薬を処方してもらうように心がけてください。